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"厳しいさ”と”きつい言葉”
「この塾は厳しいです。だいたい定着率は3人に1人です。」

最近の私は、入塾の申し込みに来られたお母さんに、正直にこう申し上げることにしている。

以前は、1人でも多くの生徒を取りたくてその辺の所はあえて具体的には言わずに
ただ「厳しい塾ですよ」とだけ申し上げていた。

しかし、最近ではおかげさまで、ほぼ満員の状態で、小学生、中学生、高校生とも
各1人~2人程度しか常に空きがない状態なので、先にありのまま申し上げている。

こう申し上げるといい加減な思いの方はたじろがれてお引き取り頂けるだろうと思いきや、
だいたいのお母さんは驚きも、身じろぎもせず、当然ですといった顔で平然と聞いておられる。

そこで、私は、いかに厳しいか、なぜ厳しくしなければ学力が伸びないのか、過去の生徒や、
私の経験をお話するのだが、どの内容の話にも「そうですね」とよく御存知の表情をされる。

これは最近よく見かける現象「何でもよく御存知なお母さん」なのだが、今回の主題では無いので
このことについてはまたの機会に。

そんな方の子供さんだからさぞ躾もしっかりされて、勉強の方も見ておられるのだろうと楽しみに
しているとだいたいは日に日にメッキがはがれていく。

最初はさすがに、礼儀正しいし、返事もはきはき出来るし、勉強もあらかたのことは仕込んである。

ところどっこい、だんだんと底が見えてくる。

中でも、この返事がいいのがくせ者であります。

何でも「ハイ」と答える。

「わかりましたか」「ハイ」
「わかりませんか?」「ハイ」
「どっちなんですか」「ハイ」

もうメッキがはがれた。人の話を何も聞かず、とりあえず「ハイ」と返事しているだけなのです。
条件反射で。

これは特に男の子に多い。

私がこれを最初に発見したのは中学校三年生の男の子でした。

空手をやってる子で、とにかく礼儀正しい。返事も良い。
ところが上の会話そのままの会話があった。

なぜこんなことが起きるのか。

原因は、この子がすぐに返事をしなければならない状況にいつも立たされているからです。

そしてすぐに「ハイ」と返事をしなければきつくしかられる環境が小さい頃から常にあって
その中でずっと育ってきたからです。

で、その環境とは何か。

それは親の「きつい言葉」です。

決して間違わないでくださいよ。「厳しい言葉」ではありませんよ。「キツイ言葉」です。

躾に置いて本当に厳しいのは「出来るまでさされること」「毎日やらされること」
「何度もさされること」です。

それに対して、「きつい言葉」で罵倒されて、けれども「わかった?」と言われて
「ハイ」と答えれば終わってしまう。これは子供にとっては無茶苦茶楽なんですね。
「ハイ」ととりあえず言っとけばいいんですから。

これを小さいときから何度も繰り返されると全く人の話を聞かないし、理解出来ないし。
これは学力と密接に関係があることですから、いくら時間をかけて勉強しても
出来ることはできるが、出来ないことが出来るようになることはほとんどありません。

これを直す方法は・・・当のお父さんまたはお母さんに気付いていただくしか無いのです。

けれども・・・・・・・。

最後にこんな思い出話を。

私の子供が、ピアノの発表会前に言った言葉
「おばあちゃんに、ピアノの練習聞いてもらうのが一番疲れる。一回弾くやろ。
そしたら『○○ちゃんうまいねえ。もう一回聞かせて』。これがずぅ~と続くねん。」
さすが、わが母親。


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07/15. 01:06 [ 未分類 ] CM2. TB0 . TOP ▲
  
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