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高校の数学で地獄を見ているあなたへ ①
とある高校の数学の授業中。

1人の高校生がこの数学の授業を受けている。

どこの単元かはわからない。

なぜならこの生徒はこの授業が始まってからこのときまで前で先生が話す内容や、

黒板に解かれた問題の解答がさっぱりわからないのだから。

ただこの生徒の不幸はここで終わらない。

授業の内容がわからないのは何もこの授業だけに限ったことではない。

この生徒がこの高校に入学して1学期もたたないうちに早くもこの兆候は現れ始め

2学期になるや完全に暗闇の洞窟に迷い込んだまま現在に至っている。

そしてこの暗闇はこの先も続くことが容易に想像できるだけに始末が悪い。

先ほどから黙々と黒板の字をただひたすら写しているこの生徒の心の中をのぞいてみる。

「誰か助けてくれ~。」

と叫んでいる。

そしてその生徒の顔をのぞき込んでみるとなんとそれは高校時代の私ではないか。

ここでハッとして目が覚める。

50を過ぎた今でも、年に2・3回これと同じ夢を見ます。

これは実話なのです。

小学校時代に「算数の神童」と呼ばれ、中学校時代には中間・期末考査の数学は

ほぼ100点だった私は、高校に入るとさっぱり数学がわからなくなるという

悪夢のような経験をしました。

現役の教師時代、授業中によくこの話をしてやりました。

すると生徒は必ず質問します。

「じゃあ、先生はなぜ高校の数学の先生になれたの?」

もっともだと思います。

そこで私は答を探します。

しかしなかなか答が見つかりません。

生徒は食い入るようにこちらをみつめて答を待っています。

けれどもまだ答は見つかりません。

いや本当は一つだけみつかっているのですが。

なおも他の答を必死に探すのですが見つかりません。

そしてとうとうそのたった一つの答を正直に言うはめになります。

「それは才能や。」

そのとたんに生徒はどっとしらけてしまいます。

けれどもそれしか理由が見つからないのです。

長い長い暗闇のなかでのたうち回っていた私はある時教科書の式を見ていました。

その時ふっと絡み合った糸が急にほどけだしたのです。

式と式の間の教科書には書いていない式が見えたのです。

「数学の勉強とは教科書(参考書、解答、解説etc)の式と式の間の書いていない

 式をみつけることだ」

とわかったのです。

晴天の霹靂、まさに雷にうたれたように電気が走ったような感じでした。

誰にも教わらず自分で自然に見つけたのですから「才能や」としか言いようがないのです。

けれどもそれでは数学の教師としては何の値打ちもありません。

数学が苦手で高校時代の私と同じように暗闇に迷い込んでいる生徒すべてが光の中へ

脱出できるように導いてやらなくてはなりません。

私の23年間の教師生活はほとんどがそれに費やされました。

そしてそれは自分も子の親になってからさらに拍車がかかりました。

その結果、現在ほぼ確かなものをつかめたように思います。

それは決して独りよがりなものではなく、「数ゼミ」の生徒の高い確率での確実な成果

が物語ってくれています。

次回からその私がつかんだものを一つ一つ紹介していきたいと思います。

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12/15. 21:42 [ 数学 ] CM0. TB0 . TOP ▲
  
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